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ちびろずるーむ

ちびろずるーむ

10月4日~5日




童話の町巡りは、まだまだ続きます。

今度は、鉄ひげ博士(アイゼンバールト)が住んでいた、

ハン・ミュンデン。ヴェラ川とフルダ川が合流して、

ヴェーザー川となるところに造られた町。

木組みの家は700軒以上。


歴史的建造物の市庁舎には、仕掛け時計があります。

「鉄ひげ博士」の野外劇が、広場にてあります。



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昔ここに、鉄ひげ博士という医者が住んでいました。

まじめで研究熱心な医者で、新しい薬や治療法などを

考えては患者に試しました。しかしどれも上手くゆかず、

患者は以前よりも悪化したり死んでしまったり・・・。


それで今では鉄ひげ博士というと、ヤブ医者の代名詞と

なってしまったのです。熱心過ぎるのもほどほどに?







そしてこの日は、カッセルにて宿泊となりました。

カッセルは、メルヘン街道では、ブレーメンに次ぐ大都市です。

グリム兄弟が30年間ほど家族とともに暮らしていた処で、

兄弟にメルヘンを話して聞かせた女性の家もあります。


この女性の名は、ドロテア・フィーマンという普通のおばさん。

旅籠に生まれて、職人や軍人などあらゆる人達が、

昔話や伝説を語っていき、それを忘れず記憶していたことを

グリム兄弟に語ったそう。すごい記憶力です。



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兄弟は、約1年5ヶ月にわたって彼女の話を聞き、

記述していきました。彼女の住んでいた木組みの素朴な家は、

グリム兄弟通り46番地にある、「メルヘンハウス」だそう。

その他、グリム兄弟博物館や銅像などもあります。



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6日目。朝は、雨でした。この時季のドイツは、

午前11時頃まで霧の世界が続くそうです。

最初に、カッセルのグリム兄弟博物館を訪れ見学しました。

ここでメルヘン街道キャンペーンの一環で、

全員に、オリジナルカップをくれました。


メルヘン街道やグリムのパンフレットなどを頂いたり、

シャンパンやオレンジジュースを飲んだ思い出もあります。


その後、そこから見える丘の上にある、夏の噴水ショーで有名な

ヴィルヘルムスヘーエ城(内部は美術館)へ。

その頂上にヘラクレス像が立つ、カスガーデンや別の城などがあります。



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ここは、とてつもなく広大な王宮公園です。

霧の向こうにうっすらと見えるのが、ヘラクレスの塔。

夏場の水曜と日曜の午後に、行われる水の芸術は見事だそうです。


その後、車に乗り、アースフェルトまで。この町は、

赤ずきんちゃんの泉がありました。この付近の民族衣装の中に

可愛らしい小さな赤い帽子(若い女性用)があるところから、

赤ずきんちゃんの故郷(舞台)だとも言われています。



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石組みの家も木組みの家も、名所などではなく、ふつうの民家。

古きモノを大事にしている感じの、小さな町でした。

そしてグリム兄弟が少年時代を過ごした町、シュタイナウに到着です。

のどかな自然に抱かれた小さな町です。このルネサンス様式の


シュタイナウ城のなかには、グリム博物館があります。

そして旧厩舎は、マリオネット劇場です。

夏場の毎週土・日曜日に、あやつり人形劇による

グリム童話が演じられていて、子供達に大人気だそうです。



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市庁舎前の噴水には、グリム童話の物語が楽しめます。

金色の長い髪の毛を垂らしているのは、ラプンツェルです。

そして、カエルの王様。この泉に球を落としたんでしょうか?

真ん中部分は、ヘンデルとグレーテルになっています。



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この小さな町をゆっくりと、散策しました。

小さな本屋さんがあり、ドイツ語の絵本を1冊買って、

お土産にしました。確か「三匹の子豚」の逆バージョンでした。


この日は、朝方に雨が降り、最低気温が1~2℃ 

最高気温が10℃と、少々肌寒い1日だったようです。

本日はヴェルツブルクに宿泊しました。


画像がなく残念ですが、夕食にこの季節の名物を味わいました。

1つはタマネギケーキ。タマネギのキッシュみたいな感じ。

そしてブドウジュースからワインへの発酵途中のドリンク。

ドイツでは「フェダーバイザー」と呼ばれるものです。


まだ色が濁っていて、とても甘いので飲みやすいのですが、

それでもアルコール度は10度以上。お気をつけ下さいませ。

この時季、此処でしか飲めない、貴重なものだそうです。



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